Twigs&Dwarfがハンドメイドの収納家具に赤松集成材を選ぶ理由、パイン集成材との違いは?

みなさんこんにちは。Twigs&Dwarfというハンドメイド家具のショップを運営している斉藤です。この記事では、Twigs&Dwarfで主に使っている木材「赤松集成材」についてご紹介します。
「パイン材ってよく聞くけど種類がたくさんあって違いがよくわからない…」
「集成材って無垢材とどう違うの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、赤松集成材の特徴や、私たちがなぜこの素材を選んでいるのかを、わかりやすくお伝えします。これから家具を選ぶ方にとって、素材選びの参考になればうれしいです。
Twigs&Dwarfのオンラインショップはこちらから見ることができます。
ぜひ一度覗いてみてください!
赤松集成材とは?やわらかすぎず、しっかり使える木材

赤松(あかまつ)は、日本に広く分布する針葉樹で、昔から建築や家具などに使われてきた身近な木です。特徴は、硬すぎず柔らかすぎないちょうどよさ。手触りも優しく、温かみのある明るい色味や、素直な木目も魅力です。

この赤松を、いくつかの小さな木片に加工し、貼り合わせて作ったものが「赤松集成材」です。
集成材は、無垢材に比べて以下のようなメリットがあります。
・反りや割れが起きにくい
・厚みや幅が安定してい
・節や色むらがコントロールされ、見た目が整いやすい
Twigs&Dwarfでは、この赤松集成材を使って、オープンシェルフや本棚などの「箱物家具」を製作しています。箱型の家具では、まっすぐな板や安定した強度が必要なため、赤松集成材は相性のよい素材なんです。
パイン材とひとことで言っても、種類はさまざま

赤松集成材をパイン集成材と同類で扱うことがあります。当ショップでも赤松集成材を主に使用していますが、一般的で馴染みやすいという観点から商品ページでは「パイン集成材」と表記しています。
パイン材と聞くと、やさしい木目と素朴な風合いが人気の木材という印象がありますが、実は「パイン」と呼ばれる木材にはさまざまな種類があります。
- ・ラジアータパイン
- ・メルクシパイン
- ・イエローパイン
- ・レッドパイン
- ・赤松
- ・米松
他にもたくさん種類があるみたいで50種類以上のパインがあるとも言われています。
赤松集成材が収納家具に向いている4つの理由

・ 圧迫感のないやさしい見た目
赤松の木目はまっすぐで素直。色合いもやや黄みがかった明るい色で、部屋に置いたときに重たく見えにくいのが特長です。大きめの収納棚でも圧迫感が出にくく、ナチュラルな雰囲気に仕上がります。
・重すぎず、日常使いしやすい
無垢の広葉樹材(オーク材など)と比べて、赤松集成材は軽めで女性でも扱いやすいのが魅力です。模様替えや引っ越しの際にも移動しやすく、生活に馴染みやすい家具になります。
・割れにくく、メンテナンスしやすい
赤松は油分をほどよく含んでいるため、乾燥による割れやひびが出にくく、反りにも強いのが特徴です。毎日使う家具だからこそ、あまり気を使わなくても長く付き合える素材はうれしいポイントです。
・木のあたたかさが感じられる
無垢材のような風合いを持ちつつも、節や色のムラが少なく、整った見た目になります。ナチュラルで優しい雰囲気があるので、木のある暮らしを気軽に楽しむのにぴったりです。
Twigs&Dwarfが赤松集成材を選ぶ理由

ここまで紹介してきたように、赤松集成材には「軽くて扱いやすい」「見た目がやさしい」「割れにくくメンテナンスしやすい」など、日常の暮らしにフィットする魅力があります。
そんな赤松集成材を、Twigs&Dwarfではハンドメイド家具の素材として積極的に取り入れています。その理由は次のような点にあります。
・家具としての安定性と使いやすさ
収納家具では、まっすぐな板や精度の高い仕上がりが求められます。集成材は木の動き(反り・割れ)を抑えやすく、組み立て精度の高い家具づくりに向いています。
・空間になじむ見た目のバランス
明るい色味と整った木目で、どんなインテリアにも自然になじみます。重たく見えないので、大型の収納棚でも圧迫感がありません。また塗装によるカラーの調整がしやすいので、お部屋に合わせた色味の家具が作りやすいのも赤松集成材の良さでもあります。
・軽さと丈夫さの両立
女性の方でも扱いやすい重さでありながら、耐久性もしっかり。長く使っていただける家具になります。
・安心して使い続けられる素材
木材としてのクセが少なく、使いながら反ったり割れたりしにくいので、暮らしの中でストレスが少ない素材です。
収納家具は「しまう」「飾る」「置く」など、生活の中で様々な役割を果たします。だからこそ、見た目も機能もバランスの取れた素材が必要です。
赤松集成材は、そのちょうどいいバランスを持っている、Twigs&Dwarfにとって欠かせない木材です。
まとめ|赤松集成材は、毎日の暮らしにちょうどいい家具素材

パイン材とひとことで言っても、その中には多くの種類があり、それぞれに個性があります。
Twigs&Dwarfではその中でも「赤松(アカマツ)」を使った集成材を選び、収納棚や本棚など、日々の暮らしで役立つハンドメイド家具を製作しています。
赤松集成材は、
・軽くて扱いやすい
→ 日常使いの家具としてストレスが少なく、模様替えや移動も気軽に。
・反りや割れに強く、長く使える
→ 集成材ならではの安定性で、メンテナンスもラク。
・見た目がナチュラルで部屋になじむ
→ やさしい木目と色味で、どんな空間にも自然にフィット。
・暮らしにちょうどいい、心地よい存在感
→ 気負わず使えて、ハンドメイドならではの温かみもしっかり感じられる。
派手さや高級感ではなく、毎日の暮らしに自然ととけ込んでくれるような「ちょうどよさ」が、赤松集成材の魅力です。
Twigs&Dwarfでは、これからもそんな素材を使いながら、手仕事の温かさを感じられる家具を届けていきます。
よろしければTwigs&Dwarfのオンラインショップを一度寄って行きませんか?
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